2024エンデューロモデルついに発表!!概要編
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今回はついに発表された2024エンデューロモデルのご紹介です!!
フルモデルチェンジにより多くの個所が変更され、お伝えすることが多い為「概要編」・「2ストローク車両編」・「4ストローク車両編」に分けていきます
<画像は 2024モデル 300EXC 店頭展示中>
ハイドロフォーミング、レーザーカット、ロボット溶接のフレームは、全体的なダイナミクス、アンチスクワット挙動、そして安定性を向上させるため大幅にアップデートされました。縦方向とねじれ方向のフレックスパラメータを計算して設計・構築された新しいフレームは、フレーム内の回転マスの位置を変更し、ステアリングヘッドの接続部を鍛造したことに加え、メインフレームチューブに接続されない全く新しいショックマウントを採用することで、ライダーへのフィードバック、エネルギー吸収、直進安定性が向上しました。
重量わずか1.815kgの新型2ピースポリアミド強化アルミニウムサブフレームは、圧倒的な軽量化を実現しています。コンピュテーショナルダイナミクスを駆使し、緻密に計算された剛性をサブフレームに持たせることで、卓越したハンドリングとフィードバックを実現しています。
フロントフォークは、ミッドバルブピストンコンセプトを採用した48mmの新しいWP 製XACTクローズドカートリッジフォークが装着されています。これにより、カートリッジ内のオイルフローが最適化され、高速で安定したダンピング特性を実現し、ダンピング特性の不要な変化につながるフォークオイルの発泡を回避しています。フォーク全長は928mmから940mmに、ストロークは292mmから300mmに拡大され、KTMとWPの研究開発部門から得た知見による新しいサスペンションセッティングが採用されています。
KTM独自の特徴的な要素であるWP製 XPLOR PDSショックは、全く新しいデザインとなりました。全長は415mmから402.7mmに短縮され、ストロークも105mmから102.7mmに短縮され、380gの軽量化が図られました。
エルゴノミクスでは、ライダートライアングルを一新し、特にスタンディング時の膝のコンタクト性を向上させました。この改良は、ボディワークの接触面の増加とともに、全体的なハンドリング、敏捷性、ライダーの信頼性を向上させます
新しいグラフィックデザインは、1990年代初頭のKTMスタイルにインスピレーションを受け、オレンジの中にパープルをハイライトカラーとして採用しました。グラフィックは、耐久性に優れたインモールド技術で施されています。
新たに採用されたLEDヘッドライトユニットにより、光量が最大300%向上しました。夜間のスペシャルステージに出場するライダーや、薄明かりの中でトレイルから戻るライダーにとって大きなアドバンテージとなります。
電子ヒューズやリレーに代えて、まったく新しい独立したOCU(オフロードコントロールユニット)を採用しました。シート下に配置されたOCUにより、電気部品が故障した場合、出力は個別に停止され、各ユニットのエラー状態は赤または緑のLEDライトで表示されます。
MY2018で初採用したTPI技術の導入に続き、MY2024の2ストロークKTM EXCシリーズは、まったく新しい電子制御スロットルボディ・インジェクション・システムを採用しています。Keihinと共に開発した39mmスロットルボディは、Vitesco Technologies製のECUと連動し、水温、気温、気圧、クランクケース内の圧力、回転数、スロットル開度などを常に分析し、常に正しい空燃比を実現します。
4ストロークモデルにオプション設定されたクイックシフター機能は、新しいマップセレクトスイッチで作動/停止が可能で、スロットルを全開にしたままクラッチレスシフトアップが可能です。シフトドラム上のセンサーがシフトペダルにかかる力を感知し、ECUに信号を送り、点火タイミングが中断されます。意図しないシフトチェンジや誤ったニュートラル操作を防ぐため、この機能は2速から5速までが有効となります。
4ストロークのKTM EXC-Fシリーズでは、エンジンの軽量化とマスの集中化を向上させています。エンジンを2度後方に傾け、フロントスプロケットを3mm低く配置することでエンジンを重心に近い位置に配置し、ハンドリングと操縦性を大幅に改善しました。また、シャシーのアンチスクワット挙動も大きく改善されました。
以上「概要編」でした
KTM京都
ベイシストオート山科店
京都市山科区北花山大林町38-3
075-286-8626
営業時間11~20時
定休日 月曜日
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